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【今が旬!】オランダで買える桃の種類と簡単な種の取り方

スーパーに行くと今の時期はフルーツ売り場にある芳醇な甘い香りの桃の誘惑に勝てずついつい買い物かごに入れてしまう今日この頃。もともと皮をむいたり種を取るのがめんどくさいと思っていたのですが、最近はオランダ人の友人から簡単に種を取る方法を聞いて我が家では常備フルーツとなりました。
今回の記事ではオランダで販売されている桃の種類と、食べ比べした感想、オランダ人の友人に教えてもらった桃を食べるのが楽しくなる簡単な種の取り方を紹介したいと思います。

オランダで販売されている桃の種類

桃(perziken):味は甘くてとてもジューシー。オランダでも桃と言えばこれという品種。日本で見る桃と同じ形。平均糖度は約8〜12度Brix。触ると柔らかく、甘く芳醇な香りが広がってきたら食べ頃。

蟠桃(Wilde perziken / Platte perzik):桃の香りが強く、濃厚な甘みがある。平均糖度は約8〜12度Brix。平たい見た目でアメリカではドーナッツピーチと言われているそう。比較的新しい品種の桃で知名度は低く、従来オランダでは普通の桃のほうが消費されていたそうですが、徐々に人気が高まり、2014年を境に蟠桃の方が消費量を上回っているそう。ヘタのまわりの薄い緑色が薄くなり、触った感触が柔らかさを感じるようになってきたら食べ頃。

ネクタリン(Nectarines):桃に比べると味が濃厚で、酸味が強く、果肉の色が黄色いのが特徴。皮が一般的な桃のように産毛がなく、つるつるとしている。平均糖度は約8〜14度Brix。日本では栽培面積は広くなく、希少桃と言われているそう。表面全体が赤くなり、触った感触が柔らかさを感じるようになってきたら食べ頃。

食べ比べた感想

普通の桃も甘くて普通においしいのですが、食べ比べてみると蟠桃はもっと味が濃厚で甘くて、蟠桃を食べた後に白桃を食べると個人的には物足りなさを感じました。
ネクタリンは糖度は桃や蟠桃に比べると高いようですが、酸味もあるので甘さが少しかき消される印象があります。ということで、甘党の私は蟠桃が一番がお気に入りとなりました。
(※個人の意見なので参考程度にしてください。)

桃の種の取り方

オランダ人の友人に簡単に種を取る方法を教えていもらったので、紹介したいと思います。
今回紹介したどの種類の桃でもできます。準備をするのは桃とキッチンバサミだけです。

①キッチンバサミを中央(種)に向かってぐっと力を入れる。
②ハサミをグイっとねじる。
③種を引っ張ると梅干しのような種がきれいに取れる。

桃の割れ目に沿ってハサミを入れると力が入りやすく種に届きやすいです

種だけきれいにとれて、何度も試したくなるほど楽しいですので、ぜひお試しください◎
ちなみに蟠桃は完熟していると手で綺麗に皮が剥けます。ネクタリンや桃だと皮が薄いので果物ナイフを使って皮を剥く方がよいと思います。
そのまま食べるも良し、ヨーグルトをかけて食べるも良し、フレッシュなピーチティーにしても良し。今の時期は安いのでどんどん食べちゃいましょう!

ABOUT ME
maiko
ユトレヒト郊外在住のMaikoです。オランダ人と結婚し渡蘭し、お仕事しながら、2児の母としてオランダ生活を楽しんでいます!抹茶、音楽、ビール、食器が大好きです。そして、最近はヨーロッパ史にハマっています。
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