観光、文化

日本と深い関係がある「アメルスフォールト動物園」に行ってみた

先日、アメルスフォールト中央駅から約2kmの距離にあるアメルスフォールト動物園(DierenPark Amersfoort)に行ってきました。

アメルスフォールトの中心街からそこまで遠くないのですが、森に囲まれたロケーションにありました。オランダの動物園に行ったことがなかったのでワクワク。

まずは象のエリア。とても広々としていて象がのびのびしている印象でした。写真ではわかりにくいのですが、一匹赤ちゃんの象もいてテンション上がりました!

ハイエナはすごいスピードで走っていたり、キリンが優雅に歩いていたり

クジャクは檻の外で普通に人間が歩く歩道を自由気ままに歩いていました。笑

動物園内はアラビアンなエリアもあったりしたのですが、なんといっても、、、

動物園の一角に日本庭園がありました!!!

なぜここに日本庭園があるかというと、アメルスフォールト動物園の敷地の森の正式名称は「Birkhobven」ですが、日本が幕末の頃、長崎の出島から帰ってきた出島オランダ商館長のヤン・コック・ブロンホフ(Jan Cock Blomhoff)が1824年から土地を所有するようになったことから、地元の人からここの森のことを「日本の森(Japanse Bos)」とも呼ばれるようになったんだとか。

1907年ブロンホフの子孫からAmersfoort市がここの森を受け継ぎ、1948年から動物園としてオープン。1998年50周年記念として動物園内に日本庭園がオープンしたそうです。日本庭園自体はそこまで広くはないのですが、日本庭園内の建物、灯篭、植物などほとんどのものが(地面の石はオーストリア産だそうですが)日本から運ばれてきたという本格的な造り。オランダで一年中訪れることができる数少ない日本庭園としても人気だそうです。
日本に気軽に帰れない昨今、家族などで写真撮影の場所にしてもいいですよね😊

10月27日に行ったのですがたまたま紅葉も綺麗で、しばらく日本に帰っていなかったのでとても癒されました。このエリアには鶴、日本猿、鯉がいました。

他にも撮影禁止だったため写真はありませんが、「De Nacht」という夜に活動する動物がいる建物もかなり面白かったです!

日本の動物園で狭い檻に入れられている動物を見て可哀そうだなと思う時があったのですが、ここの動物園はそんなことはなく広々とした空間に動物が自然のまま生き生きとしていてうれしい気持ちになりましたし、いろんな角度から見れるように設計もしてあり新たな発見も多く、とても楽しかったです。

名称:DierenPark Amersfoort
所在地:Barchman Wuytierslaan 224, 3819 AC Amersfoort
ウェブサイト:https://dierenparkamersfoort.nl/
所要時間:4時間くらい
入場料:26ユーロ(大人)
※動物園のチケットはJumboのポイントで行ったので10ユーロほど割引で行けました♪車で行ったのですが、別途駐車場代も10ユーロ以上しました!笑

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ユトレヒト郊外在住のMaikoです。オランダ人と結婚し渡蘭し、お仕事しながら、2児の母としてオランダ生活を楽しんでいます!抹茶、音楽、ビール、食器が大好きです。そして、最近はヨーロッパ史にハマっています。
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