どうも、灼熱の太陽に灼かれて日々腕が茶色くなっているりんちゃんです。
今回は日本で出版されているオランダに関する本を紹介します。
全て私が読了済みの、おすすめのものだけ紹介いたします!
2017年ごろのオランダにお狂いになられている私の部屋。
※日本で購入できる本なので、電子版がないものがございます。オランダに住まれている皆様におかれましては一時帰国のお楽しみに一役買えれば幸いです。
地球の歩き方 aruco オランダ 2018~2019
発売日 : 2017/7/13
2017年出版の本ですが、2019年出版の”るるぶオランダ・ベルギー”が王道を紹介するものだとしたら、よりディープスポットにフォーカスしており、何度かオランダに訪れたことのある私も知らないスポットが多く掲載されていて読み応えがありました。
arucoさんの良さはサイズの小ささです!寝転んで本棚から取り出しぺらぺら流し読みにちょうどいいサイズも素敵です。
図説 オランダの歴史
発売日 : 2019/5/9
日本でオランダ関連の本といえば大抵この方が出している印象の佐藤弘幸さんの著書です。
図説なのでカラーで見やすく、サイズも教科書と同じくらいです。ひょっとしたら佐藤先生の授業で使われているのかもしれません。(著者は東京外国語大学の名誉教授です)
オランダのことを芸術、政治、地理的に幅広く知るならこの本です!
オランダ サシャの笑顔はチューリップ
発売日 : 2016/2/25
”世界のともだち”シリーズの一冊です。Zeistに住むサシャ一家の日常の写真集、時折オランダ知識が学べます。
子供に「オランダってどんな国?」と聞かれたら解説する際に便利な一冊です。
そんな機会訪れるかもしれないし、訪れないかもしれませんね(何も言っていないのと一緒の文言)
ニューエクスプレスプラス オランダ語
発売日 : 2019/8/20
また佐藤先生の本を紹介してしまっていますね。
オランダ語に関しては直球で申しますと英語を母体として勉強したほうがいいと思っているのですが、日本語と紐つけて勉強したい方はこちらの本がおすすめです。
付属のCDの会話例が豊富で勉強が捗ります。
語学学習の書籍は重たくかさばるイメージがあると思いますが、白水社さんのこのシリーズは文庫より少し大きいサイズでA4より小さいので、カバンに忍ばせて図書館で勉強なんてことも可能です。私は住んでいた家がやかましくて集中できなかっただけとも言います。
また、巻末の制作者からのメッセージも「オランダ語がんばろう!」と思える温かいメッセージです。
ちなみにオランダ語を英語で勉強する際のオランダ語の教科書としてのおすすめは”Prisma Taaltraining”です。Bolへ飛びます。
レビューが少なくて不安でしょうが、オランダの本屋でもよく見かけるオランダ語を習得するならマストバイな一冊です。巻末の単語リストが辞書並みに豊富です。
幻想運河
発売日 : 2017/4/4
有栖川有栖先生もオランダを題材にしていたのです!
オリジナルは1996年出版なのでいささか登場人物の喋り方が古いとは感じるものの、オランダに関する描写はなぁーんにも変わっていません。
私は冒頭の”自転車にハンドブレーキがなくやたらと脚が長い隣人の借り物なのでサドルが高すぎる”の下りで完全に心を掴まれました。
小説枠でお薦めさせて頂きましたが、内容はコーヒーショップに関する記述が多いので、オランダと大麻の関係について知りたい方にも詳しく学べる一冊となっています。
TRANSIT 26号 美しきオランダ・ベルギー
発売日 : 2014/10/3
10年近く前の出版ですが、写真が最も美しいと感じる雑誌です。そしてガイドブックではないので分厚い。
オランダあるあるのベルギーとまとめて特集されるが発動していますが、それでも尚詳しく現代のオランダについてまとまっています。
歴史ではなく、現代の医療や働き方、そしてやっぱりコーヒーショップについてです。
オランダに関することでなくて申し訳ないのですが(必要とあらば切腹します)私はこの雑誌で見たアントワープ動物園に心奪われて後々訪れるきっかけになりました。
美しいままで―オランダで安楽死を選んだ日本女性の「心の日記」
発売日 : 2001/7/1
内容を解説できるほど覚えていないけど挙げさせて下さい。今これをタイピングしながら土下座しています。
安楽死とオランダは日本人の興味をそそるのか関連書籍が多くありますが、その中でも書いている人が亡くなる、この本は唯一無二です。
読んだ後に「これは誰かにおすすめしなきゃ!」と思ったことだけは覚えているので勘弁して下さい。
マックス・ハーフェラール―もしくはオランダ商事会社のコーヒー競売
発売日 : 2003/11/1
内容(「MARC」データベースより)
ヨーロッパとアジアにまたがる「植民地批判」文学の古典。小説の形を借りて、19世紀オランダ領東インド植民地における植民地支配の実態を内部告発し、植民地政策を痛烈に批判した異色の作品。
これは解説するのが一番難しい本で、一番ページ数の多い(500ページ超!)本でもあります。
簡単に言うと、オランダ政府がインドネシアを植民地にしていた当時に先住民にアヘンを売りつけたり、砂糖やコーヒー豆を搾取していたりした話を主人公が告発する様を小説形式で描いた作品です。簡単に言えてないですね。
物語が長いですが、時代背景を丁寧に説明してくれるので自分も19世紀にタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。司馬遼太郎みたいな感じ、と言えば伝わるでしょうか。
原書はオランダ語で、現代オランダ語に直された新版はBolでも発売中です。Bolからお金をもらっていないのにリンクをたくさん貼っています。
ホステル怪人紀行
発売日 : 2023/6/7
オチが思いつかなかったので自分の書籍を貼って終わります。
え?記事ってオチつけなくていいんですか?
すいません、会話にオチをつけないとひっぱたかれる自治区大阪で育ったものですから。
以上9冊がオラヲタ(オランダヲタクの略)のおすすめする書籍でした。オランダに関する書籍は新書でも出ているのですが、専門的で私のような凡人には難しかったので記載していません。興味のある方は新書でも是非!
これ以外にもこんな本があるよ、あれが面白かったよなどあればTwitter上で教えて下さいませ!
りんちゃん:マカロニえんぴつや、YOASOBIを差し置いてポルノグラフィティを追いかけ続ける32歳。ポルノグラフィティがTikTokを始めたが、自身はアカウント削除した後なので再登録するか悩んでいる。書籍へのリンクはこちら↓