こんにちは、エールディビジの順位表を見ることをやめたアヤックスサポーターのりんちゃんです。何があったかは聞かないでください。
今回は前回好評だったサッカースタジアムへ行こう、その第二弾です。
アルクマールAZ（アーゼット）を特集します！ひゅーひゅー！待ってました！（架空の声援）
今やAZの顔、菅原由勢選手が所属しています（23年10月末現在）
この記事では以下を紹介しています。
【0】チケット購入方法
【1】スタジアムへのおすすめのアクセス方法
【2】スタジアムで知っておいた方がいいこと
【3】アルクマールの観光スポット
人気クラブとの対戦以外は全てクラブカードなし、オンラインで決済可能です。
買えない試合は購入前に『クラブカードを持っていますか？』という警告画面が出ますので、買う前に判断がつきます。
試合日をクリックすると、クラブカードなしで買える試合はすぐに席の選択画面に移ります。
好きなエリアをクリックして、赤色の空席を押すと席が確保され緑色に変わります。
上記は下位チームのVolendam戦の販売状況ですが、試合日が近いこともありほぼ満席でした。
支払い方法を選択し、決済に進みます。
購入が完了すると、メールでeチケットが送られてきます。
当日はメール画面を見せて入場しました。
一部クラブの試合ではチケットをプリントしてくることを勧められますが、AZはプリントしないで入場可能でした。
Stadionweg 1, 1812 AZ Alkmaar（地図お願いします！）
最寄駅：Alkmaar駅
ズバリ、駅から遠いです。
AZは昨今強く人気クラブですが、スタジアムに隣接駅がない珍しいクラブです。
ただし高速の入り口が異様に近く、車でのアクセスは良好です。
（1）徒歩で56分
スタジアムに向かう途中に中心街を通ります。そこで休憩、散策がてら中心街から徒歩で向かうのもアリです。
中心街からスタジアムへ徒歩で向かうサポーターは多く、試合前になると歩行者通路がサポーターでごった返します。
皆についていけばスタジアムに着く安心のアクセス方法です。
（2）バスで30分
駅前もしくは中心街から2番のバスに乗ると最もスタジアム最寄りに停車します。むしろ、バスは2番のバスしかありません。それ以外は遠くに降ろされますのでご注意を。
市内を走るバスはoveralです。
運賃は乗る際に前払いします。NSのカード、クレジットカードもしくはオランダ国内発行のデビットカードが使えます。
15ユーロから一日乗車券もありますが、アルクマール市内のバスは距離に関わらずどこまで乗っても1ユーロなので、寄り道するにしても片道で買った方がお得です。
バスの乗車券の種類はこちらを参照ください。
1ユーロの適応範囲についてはこちらを参照ください。
一大観光地なだけあって、バスの料金が他の地域よりかなり安いのでおすすめです。
（3）自転車で15分
１番のおすすめはOV-fietsを借りてスタジアムに向かうことです。
中心街は少し混雑していますが、抜ければスタジアムまでひたすらに南下する、直線が気持ちいいサイクリングロードです！
スタジアム前には広大な無料駐輪場があります。
自分でどこに停めたか分かるように写真を撮っておきましょう。駐輪場には番号もイラストも何も書いていないので、試合後の天気によっては、暗闇の中自転車を探す羽目になります。
帰りは自転車も徒歩も全員、中心街に向かい帰りますのでサポーターを轢かないように注意しましょう。あの人たちはテンションが上がって自転車道路に出てくるのです。
ただしNSの個人カードがないと借りられません。
スタジアムでは現金が使えません。
オランダのあるあるです。クレジットカードもしくはデビットカードが使えます。
一列目にでっかい柵があります。
他のスタジアムで経験したことがないのですが、一列目に座るとやたらに高い柵が目の前に来て視界が悪いです。
空いていたら、一列目ではなく上の方の席を強くおすすめします。
尚オランダ人が座ると、この柵は視界の下に位置するらしく、見えにくそうにしていたのは身長159cmの私だけでした。悲しくなってません。泣いてなんかいません。
スタグルなんてものは、ない！
前回のGoffert stadionでも紹介しましたが、オランダのスタジアムにスタグルはほとんどありません。ArenA以外ありません。クロケットやフリカンデルなど、ウン十年変わっていないオランダ伝統の軽食をお楽しみください。
もしくは、AFASのスタグル情報がありましたら次回食べたいので私までご連絡ください。
アルクマールの観光スポット
お待たせしました、本題です。
AFASスタジアムに行くなら是非ともチーズマーケットへ行きましょう。
開催時期：3月31日〜9月29日までの毎週金曜日の午前10時〜午後1時。及び7・8月の火曜午後7時〜午後9時。
なのでおすすめの行程はミッドウィーク開催（木曜）もしくは土曜開催のゲームに前乗りすることです。前乗りする価値があります！なんてったって面白い！
10時開始とありますが、準備は9時半からゆっくり始まります。
チーズが所狭しと並べられていく様を見られるので、30分前に行くとより楽しめます。
また、時間が経つごとに見物人が増えて写真が撮りにくくなるので朝の訪問をおすすめします。
マーケットのすぐ近くには昔のチーズの計量器も展示されています。
あ！見たことある国旗だ！バングラデシュだったっけ？
手前の屋台はチーズの即売会です。即売会？単語が合ってるか分かりませんが、オランダの友人に値段を聞いたところ「10ユーロなんてかなり安い、なんで買ってこなかったの？」と詰められたくらいお得です。
問題は、紙袋いっぱいにチーズを詰めて売ってくださるので肩が爆発しそうなほど重いことです。
安さを取るか、疲労を取るかはあなたにお任せします。
マーケット開催時刻には広場の目の前にあるカリヨンが鳴り響きます。
カリヨンとは、教会や塔の上にあるピアノの上にベルがついており、鍵盤を押すと鳴る楽器です。よく見ると上の塔にも演奏者がいます。
はい、こちらにいらっしゃいました。
あんな高いところでよく手すりにもたれかかれますね！？
隣のご夫婦も「あんなところにいて怖くないのかな？」「むりむりむり」と仰っていました。スペイン語だったから一つも分かりませんでしたが、多分そうです。
隣接のオランダチーズミュージアムも有名な観光スポットです。ミュージアムカードで入場できます。
入場特典はゴーダチーズです。
地理的に近いエダムチーズではないのか？などとナンセンスなことを言ってはいけません。ゴーダの方が安いんです、きっと。
こちらがエダム地方のチーズです。よく見るひらべったい円盤型とは違いますね。では何故エダムチーズの丸い包装は流行らなかったのでしょう？
詳しくはミュージアムにて！
ミュージアムに入場すると、マーケットを上から一望できるのも素敵です。
中心街の散策も外せません。
チーズマーケットからほど近い”Fnidsen”通りは、こじんまりとしたショッピングストリートです。
雰囲気のいいチョコレート屋、カフェや、セレクトショップが並びウィンドウショッピングが捗ります。
Fnidsen近くにあるアルクマールでおすすめのパティスリーを紹介します。
Hekelstraat 8, 1811 BM Alkmaar（地図お願いします！）
信じられないほど人がお腹が空いていて写真が一枚もありません。申し訳ない。
私はアップルパイとマカロンを頂きました。いずれも甘くて上品な味がして美味しかったです。何よりこの店のかわいいところは、店頭にぎっしりと並んだお菓子と外観です。
是非その目で確かめてください。
食べ歩きに人気なのは粉砂糖のたくさんかかったワッフルです。
スペインとの戦線だった歴史をもつアルクマール。
16世紀後半、オランダに見捨てられ孤軍奮闘だった（と恨み言のように博物館に書いてありました）アルクマールは見事に勝利を収めますが、敗戦後スペイン軍は1573年に民家に大砲を撃ち込みます。
その大砲の傷が残ったままなのがここ『HUIS MET DE KOGEL』です。
博物館として開館していませんでしたが、外観からも砲弾の跡が確認できる面白い建物です。
家に帰ってから大砲の跡を見つけました。
Canadaplein 1 1811 KE Alkmaar（ラスト地図です！）
なんだこのデカいエレベーターは！
オランダの美術館で明らかな搬入口が見れるのはここだけ！裏口にあるんじゃないっけこういうのって！
美術館ですが、半分以上は前述のアルクマール包囲戦についての資料が展示されています。ここではスペイン軍は完全に悪者として展示されているので、スペイン推しの方は目をつぶって通り過ぎてください。
チーズだけではないアルクマールを知るにはうってつけのミュージアムです。
作品の前には『ここで撮ると素敵なセルフィーになるわよ』スポットがあります。
余計なお世話だ、と思いながら撮りました。
大人数の伯爵（？）に囲まれるセルフィーが撮れました。
ミュージアムカフェで水で割る何かを頼んだら、水が魚のボトルに入ってきました。
その時も「何頼んだっけ？」と思いました。今も思っています。IKEAに売ってなさそうなボトルですね。
▶️AFASスタジアムは最前列以外が見やすい
▶️スタジアムへは自転車・徒歩がおすすめ
▶️チーズマーケットのチーズは安い
▶️チーズマーケットがなくてもチーズミュージアムは開いている
▶️アルクマール市立美術館は歴史も学べる
りんちゃん：えげつないくらい体が硬い32歳。毎日ストレッチ動画をするも効果が全く感じられない。
販売中の電子書籍はオランダの潜入調査レポート。下記の最新刊はオランダ以外に、世界のグルメについても執筆！読んでね！
