食べ物、レストラン

ゼーランドの元刑務所のレストラン「De Gevangentoren」

ベルギー国境近くのオランダの港町ゼーランドは、ムール貝、牡蠣、海老などのシーフードを始め、林檎や梨などのフルーツなどの特産品が数多くあります。
また、美味しいレストランや美しいビーチも数多くあることから、オランダ有数のバカンス先となっています。
今回はゼーランド在住のオランダ人におすすめされた、ゼーランド州のビーチタウン、フリッシンゲン(Vlissingen)にあるレストラン「De Gevangentoren」をご紹介します。

建物の歴史

元々、この建物は1491年頃(日本は当時室町時代)、フリッシンゲンの町に入る西門(Westpoort)として建てられましたが、1563年に町の領地が拡大したため徐々に使われなくなり、1610年より刑務所として使われるようになりました。特に塔の地下は地元の人に「暗黒の穴」と呼ばれ恐れられていたそうです。
1795年オランダがフランスに占領された際に、1811年に大部分が取り壊されましたが、塔の部分だけが残されて1890年まで刑務所だったそうです。
その後、第二次世界大戦の時にフリッシンゲン(Vlissingen)は幾度も爆撃にあい、町の多くの部分が破壊されてしまいましたが、この塔だけは爆撃から逃れられたことから「bomvrije(爆弾知らず)」と呼ばれていたそうです。

ちなみに、現在の施設の名前になっているgevangenとはオランダ語で「刑務所」という意味で、torenとは「塔」という意味です。

今ではオランダの国指定文化財に登録されて厳重に管理されつつ、レストランやホテルとして利用することができます。
ビーチの目の前にあり、夕日を眺めながらディナーを食べれるスポットとして地元の人にも観光曲にも大人気のレストランです。
夏はテラス席が人気ですが、レストラン内も趣がありつつ、窓は大きくビーチを十分に眺めることができます。

お料理


この日はロブスター(Kreeft)のコース料理を頼みました。
暑い日だったのでテラス席に座り夕日を楽しみながら待っていると、前菜はガスパチョとゴートチーズのサラダが来ました。
サラダはエディブルフラワーも添えてあり、カラフルでテンション上がります。

オランダではロブスターをお店で頼むと味噌の部分が取り除かれてしまうレストランが多いので、私はあらかじめ味噌も食べたいので取り除かないでくださいとウェイトレスさんにお願いしたところ、「私もスペインに行ったときにウサギを食べる文化があることに驚いたんだけど食べたらおいしくて。ロブスターの味噌は食べたことないけどきっと食べたらおいしいんでしょうね!😋」と言ってくれ、無事にロブスターの味噌も食べることができました。

ロブスターのお値段は日によって違うそうですが(ロブスターを頼むときは要予約です)、私が行ったときには飲み物、前菜なども全て合わせて一人当たり€80でした。

ウェイトレスさんの接客は素晴らしく、景色もロケーションも抜群で
お料理もすべて美味しく、お腹いっぱいになったものの、シーフードだったので胸焼けすることもなくゼーランド旅行の思い出のハイライトとなりました。
皆様もゼーランドへお立ち寄りの際にはぜひ足を運んでみてください😉

ABOUT ME
maiko
ユトレヒト郊外在住のMaikoです。オランダ人と結婚し渡蘭し、現在はお仕事しながら、0歳児の母としてオランダ生活を楽しんでいます!抹茶、音楽、ビール、食器が大好きです。そして、最近はヨーロッパ史にハマっています。
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