病院の食事というと、だいたい味気ないものが出てくるイメージですが、
オランダではどんな食事が提供されているのでしょうか。
今回の記事ではその産後に食べた4日分の病院食(普通食)を紹介したいと思います。
食事内容
1日目
朝食
卵、ライ麦パン、クロワッサン、ゴーダチーズ、オレンジ、メロン
昼食
レーズンパン、パン、ハム、いちごジャム、バタークリーム、ぶどう
夕食
ビーフストロガノフ、イチゴ味のヨーグルト
朝、昼がパンだったものの、夕食のビーフストロガノフが味濃いめで美味しく感じて案外オランダに入院食イケるのではと思った初日でした。
2日目
朝食
大量のヨーグルト、ミューズリー、カットフルーツ(ぶどう、メロン、すいか)
昼食
スモークサーモンとキヌアのサラダ、パン、バタークリーム
夕食
グラーシュとお米、イチゴ味のヨーグルト
朝食に出てきた大量のヨーグルトに驚くものの、ランチのキヌアのサラダ、夕食のグラーシュと好物が立て続けに出たので、食事が楽しみになってきたころでした。お米はパサパサでしたが、久々のお米でうれしかったです。
3日目
朝食
レーズンパン、パン、ハム、バタークリーム、ジャム
昼食
鶏肉入カレー味スプレッドのサンドイッチ
夕食
牛肉煮込み、ポテトロスティ、カレー味のキャベツ、アップルムース、フラー(Vla)
朝昼のパンに飽きてきて、夕食も好きな味ではなく少しずつ入院食に不満が出てきました。(今思うと元気になってきた証拠だったのかもしれません。笑)
4日目
朝食
ライ麦パン、ゴーダチーズ、オムレツ、バタークリーム、フルーツ(メロン、すいか、りんご)
昼食
ギリシャ風サラダ、クロワッサン、ライ麦パン、ぶどう、バタークリーム、ブルーベリー味のヨーグルト
夕食
ボームスタムチェス、マッシュルームソース、アップルムース、イチゴ味のヨーグルト
パンばかりの生活に飽きてしまい、看護師さんに許可を得てランチは病院内のレストランで食事をしました。
オランダの病院食と日本の病院食の違い
私は日本でも入院したことがあるのですが、比べてみると日本では病院食(1食につき460円)支払わなければなりませんが、オランダでは完全に無料でした。(保険の条件にもよるのかもしれませんが。)
そして、日本の入院食は圧倒的にお米が主食ですが、オランダの入院食は朝昼はパンの確率が高く、夜はジャガイモの確率が高かったです。
味付けは日本のものよりオランダの病院食の方が塩味が濃く感じました。
また、日本の病院食は選択肢が少ないのですが、オランダの病院食は朝昼だと三種類から選ぶことができ、夕食は6種類から(ビーガン食も2種類ありました!)選ぶことができました。
感想
オランダはポテトが主食の国なのでしょうがないことなのですが、体が弱っている時にはお米食べたい派の私にとっては、お米が恋しくなった入院生活でした。
ただ、味付けは日本の病院食よりも少し濃くて、全体的に食べやすく、まずい!食べれない!!ということはありませんでした。
日本の産後に食べれるお祝い膳とは明らかにレベルが違いますが、レストランではなく病院の食事ですし、無料だったのでまぁこんなもんかなといった感じで、飛行機の機内食よりは美味しいと感じました。
オランダの病院食の選択肢の多いところも気に入りました。
ちなみに私が入院していた病院に勤務している看護師さんと病院食の話をしていたら、冷凍食品は一切使っていない、全部手作りとのことでした。(疑ってごめんなさい。笑)
以上、オランダの病院食の感想でした!
あくまでも個人的な感想ですし、入院するオランダの病院、罹患している疾病、タイミングによっても食事内容は変わってくるかと思いますが、参考にしていただければ幸いです。