アムステルダムでお引越し 家探しから契約までの流れをざっくり解説

今回は、アムステルダムで２回引っ越ししている私が家探しについてざっくり紹介してみようと思います。ちなみに１回目は仲介業者を使いましが、２回目はすべて自分たちで探しました。

家の探し方については他の方もたくさんブログにアップされていますが、私たちは込み入った英語を話す事に自信がなかったので、それらの記事を読んでも、「ところでコンタクトてってどうとればいいの？」というレベルでした（笑）。

なので、細かい事は他の方のブログをご参考いただき、この記事では家を探す際にはざっくり「こんなやりとりがあるよ！」というイメージを掴んでもらえるように書きたいと思います。

同じような境遇の方（いるのかな・・・）、これから初めてお引越しされる方の心構えとして参考になれば幸いです。



※ちなみに、この引っ越しをしたのは2020年の3月。
探し始めたのは2020年2月初旬ごろからで約2週間ほどで引っ越し先が決まりました。

１） 物件情報サイトで希望の物件を探す

物件情報サイトは他にもいくつかありますが、私たちは基本fundaというサイトで探しました。

funda　https://www.funda.nl/en/

最初の設定に以下を入れて検索：
－For rent（賃貸物件）
－Amsterdam（住みたい街）
－From €1,000ー€2,000（予算に応じて入れてください）

さらにフィルターで下記の２つを設定し、地図上で探していきました。
－Days on funda 10days
サイトに掲載されて10日以内の情報という意味。あまり長い期間掲載されているものは既に決まっている可能性が高いので最初は10日くらい。毎日探す場合は掲載された期間を短くして新着の物件をどんどんチェックしていきます。

－Renting conditions → Furnished
家具付き物件。家具付き物件の方が高いのですが、移住当初はどこで何を買えるのか調べて買いに行くのも結構苦労するので、最初は家具付き物件がオススメです。

もっと細かくフィルターにチェックできますがあまり絞っても見つからなかったり、バスタブあるのにバスタブ有に設定すると上がってこない物件もあったりしたので、最低限このくらいをチェックしてどんどん探していきました。

ちなみに、この時感じた費用感ではアムステルダム中心地の家具付き物件で２人暮らし用（50㎡以上）の相場感は€1,600~という印象です。

２）希望の物件に内見依頼のメールを送る

この時は、1か月以内に次を見つける必要があったので希望の条件に少し外れても（バスタブが無いけど立地が良い等）良さそうな物件にはどんどん内見希望のメールを送るようにしていました。（英語が話せるなら、電話でアポを取ったほうが確実だと思います。）

最初は送る内容すら良くわからず「内見したいです」みたいな事しか書かなかったのですが、あんまり返答が返ってこなかったので、以下のような概要も一緒に送るようにしたら返事が返ってくるようになりました！

※仕事が決まってない人は、貯金など支払い能力があることをPRしておくのがいいかもしれないです。

送ったメールすべてに返事が返ってきたわけではありませんが、思ったより返事が来て、都合がついたところに内見に行きました。

３）内見に行く

約束の時間に現地に行き、家を内見させてもらいます。やはり競争が激しいのか他の内見者とバッティングすることも良くありました。また、内見日のスケジュール調整が上手くいかなくて内見できないで終わった物件もありました。

内見では気になるポイントを確認し、ある程度許容範囲なら例え少し迷っていたとしても、ここに住みたいと担当に伝えます。その後、帰ってすぐに契約を進めたい旨メールを送るようにします。

何回か内見をこなし慣れてきてからは、家賃の交渉もしたりしました。
内見時に「200€下げてくれたら即決します」と言ってみたところ、担当者はオーナーさん相談してみると言ってくれて、最終的に100€下がりました！
※貸し手市場とは言え、探す期間に余裕がある人は少しくらい強気に交渉してもいいと思います。

あと、これも運なのですが、内見に行った時にいる不動産屋さんの担当者さんが話の分かる人（質問したことにちゃんと答えてくれる人）だとスムーズに先に進む事が多いです。

それから、裏技としてどうしてもここに住みたいと思う物件があれば、こちらから先に家賃２か月分前払いしますよってアピールするのも効果的でした。（１回目の引っ越しではそのようにして決めました。）

また、大事なことなので個人事業主として住所登録できるかは内見時にも確認しておきましょう。

４）用意しておく書類関係について
これらは私たちが不動産屋さんに提出した書類です。予め一式揃えておくと便利です。

※仕事決まってない方は、銀行の残高証明とかを用意しておくといいかもしれません。

また、コピーと言っても携帯のカメラで撮影したものや、スクリーンショットの添付でOKです。書類のコピーもiPhoneのメモ帳のカメラから「書類をスキャン」の機能を使っていました。なので、ここまでのやりとりでは特にプリンターがなくても問題ありません。

※日本みたいに決められた形式のちゃんとした書類でなければならないという固定概念が覆されました！

５）契約する

オーナーのＯＫがでたら契約を進めたい旨を伝えて契約を結びます。※オーナーが近くに住んでいる場合は、オーナーからOKが出る前にオーナーとの面談があると思います。今回決めた物件は、オーナーがオランダ外に住んでいたのでありませんでした。（面談をする場合も自分たちのこと、仕事のこと、家に住みたいということを話す程度でOK。）

その後、契約書が送られてくるので、それをGoogle翻訳にかけて一通り目を通すようにしました。心配なので良くわからない点は、どういうことですか？等、しっかり担当に確認するように気を付けました。

契約書の内容に納得した旨を返事すると、オーナーがサインした契約書が送られてくるのでそれをプリントアウトして自分たちのサインを入れて、またスキャンして送ります。

この時初めて、プリンターが必要になったので、近所のコピーショップにプリントアウトをしてもらいに行きました。Googleマップで「copy shop」と検索すると出てきます。

私たちが行ったお店はコチラ。（アムステルダム内に何店舗かあります！）
printerette https://www.printerette.nl/

６）鍵をもらう（住み始める）

鍵をもらう日に住み始めることになります。私たちは決まってから、鍵をもらう日まで2週間ほど時間がありましたが、必要なデポジット（物件によって違うけど家賃1~2か月分）と、その月の家賃を前日に振り込むように言われました。

オンラインバンクだと1日に振り込める上限が決められているので、上限に注意しましょう！私たちは全金額を1度に振り込むことが出来ず当日足りない分を現金で渡しました。

この時は、鍵の受け渡しの日にオーナーに会いました。家の説明と一緒に部屋の確認をして、最初から汚れているところ、ちょっと傷があるところを不動産屋さんが写真に撮ってくれ同意のもとチェックしていきました。（ここまでちゃんとチェックしない場合もあります。）

写真を一緒に撮った時に気が付かなかった不具合はその都度写真を撮って不動産屋さんかオーナーさんに報告するように言ってくれました。（その時撮った写真は後から全部送られてきました。）

あと、内見の時は前の人が住んでいて気が付かなかったのですが、この家にはテレビが置いてなかったのでテレビが欲しいと相談したら、後日オーナーさんがテレビを買って配送してくれました。他に欲しいものがあれば内見やオーナーさんがいる場面で相談すると購入してくれる場合が多いです。

その後、鍵を受け取って一連の流れは終了です！

この記事を書いている最中に、お友達の AMI HUISさんが家探しについての動画を公開されていました！こちらを一緒に見るとより分かりやすいと思いますので是非こちらもご覧ください！（画像をクリックするど動画のページ飛びます！）

最後までお読みいただき、ありがとうございました！
皆様にいい物件が見つかりますように！

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